連日の新型コロナウイルスの報道で、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
健康維持に免疫力が関連しているのはよく知られていますが、鍼灸が免疫力アップに効果が期待できることは、あまり知られていません。
お灸は日本古代より家庭内で出来る養生法の代表的なものでした。
いつしか西洋医学、公衆衛生などの普及により、自信の免疫力を高く維持するよりも、お薬のチカラで病気を克服することが常識になりました。
しかし、今回のコロナウイルスのような未知の病原体に世界中がパニックになっています。
今こそ、人間本来の持っている、自己免疫を高める行動をするべきではないでしょうか?
当院(堀江鍼灸治療院)で出来ること
当院では、正しく足三里の灸の灸点をさがし、そこに灸を施術します。(1~2mmほどのやいとの後は残ります)
※詳しくは下記画像をご覧ください。実際に施術をしている風景を撮影しました。
翌日からその灸点の上にお渡ししたせんねん灸を6日間ご自身で据えて頂きます。これを毎月行うことにより免疫力の向上を促進していきます。
足三里の灸(1週間プログラム)
完全予約制 (受付時間9時~18時 不定休)
1療 3,300円(税込)
※免疫力向上のために月1度の施術をおすすめ致します。
※コロナウイルス感染の予防を保証する内容ではありません。
鍼灸が免疫系にどのように働くのか?
免疫とは体内に侵入した異物から身体を守るために、攻撃するシステムを指しています。
異物とは身体に悪影響を及ぼすウイルスや細菌のことです。免疫について考えることは、新型コロナウイルス感染症の感染予防においても非常に重要だといえるでしょう。
免疫は異物を見つけ次第攻撃して身体を守る役割をはたしています。鍼施術を行うことにより、このはたらきがより活性化することが近年の研究でわかってきました。
鍼施術で免疫に関わる細胞が活性化することで、体内でコロナウイルスに対抗する力がより強くなると解釈できるでしょう。
次にお灸が免疫系にどのように作用するかご説明します。
お灸が免疫系にどのように作用するのか?
お灸が身体に与える科学的な影響として、マクロファージの活性化が挙げられます。
マクロファージとは、体内に侵入したウィルスや細菌といった異物と戦う役割を担っています。また、免疫力を向上させる役割もあります。
このマクロファージがお灸施術直後と5日後の2回、活性化することがわかりました。マクロファージが活発に活動することにより、体内の免疫機能がよりアップする効果が期待できるというわけです。
また鍼灸師養成学校では実際の鍼灸技術を学ぶだけでなく、鍼灸施術の効果を科学的に解明する理論を習得する科目もあります。その中の「はりきゅう理論」(1)という科目で使用されている教本「鍼灸治療による生体防御機構に及ぼす影響」(2)という項目に、鍼灸が免疫系にもたらす効果について記載されています。
※コロナウイルス感染の予防を保証する内容ではありません。